普通運なんかで組み分けはしません。
漆
5人で司令室に来た。
今回、コムイは起きていた。
「さて、みんな集まったことだし、説明するよ。」
それより、ソファーにキツキツで5人も座らせるのはどうかと思う。
ちなみに順番は左から神田、ラビ、アレン、リナリー、私だ。
「まず、任務内容は二つ。簡単に言うと探索と、保護だよ。どっちも大変なんだ。
ただ、探索のほうはまだAKUMAの情報は入ってないから戦わなくてもいいかもね。」
かもって・・・無責任だ。
「保護のほうはAKUMAが大量にいる。まあ、イノセンスは発見されてるから、AKUMAを倒して、イノセンスを保護するだけ。単純でしょ?」
単純だけど、戦わなくちゃいけないのか・・・。
「とりあえず、5人を探索2人、保護3人に分けてそれぞれ任務をこなしてもらうよ。
ただ、チーム分けってめんどうなんだよね。だから運で決めようと思うんだ♪」
アレンとラビからはブーイングの嵐。
リナリーと神田は呆れている。
「くじ引きとじゃんけん、どっちがいい?」
結局リーバーさんの手製のくじになった。
「全員せーので引いてね♪」
楽しそうなコムイに僅かな殺意を覚えた。
「せーの!!!」
私の箸には赤のマーク。
「えっと、赤が保護で白が探索だよ。」
私は保護か・・・戦わなくちゃだ。
「はどっち?」
「赤。」
「じゃあ、別々ね。残念だわ。」
「うん。残念だね。」
リナリーと一緒で二人で探索が良かったな・・・。
私、そんなに強くないし。
「アレンくんは赤だったよ。アレンくんと一緒なら結構大丈夫なんじゃない?」
「まあ、何とかなるでしょ。きっと・・・」
アレンと、もう一人が気になる。
ラビか、神田か。
正直、神田よりラビがいいなあと思う。
神田だと確実に空気が悪くなるだろう。
「えっと、赤は神田くん、アレンくん、ちゃんだね。」
最悪の組み合わせだ。
「これ、資料。汽車の中で目を通してね。場所が遠いから今すぐ出発して。神田くん、仲良くね!!」
仲良くって・・・無理でしょう。
「3人とも、気をつけて。いってらっしゃい。」
「あ、はい。いってきます。」
「ちゃん、初任務だけど固くならずにね♪」
「いってきます。」
私の初任務がこれから始まる。
NEXT
反省。
やっと任務です。
やーっと初任務です。
主人公は神田が嫌い・・・ってか苦手です。
なんたって兄さんに似てるから!!!(ぉぃ
コムイは動かしやすいキャラだと思います。
そしてラビも・・・。
ってか7話でようやく、任務・・・。
とーろーいー。
なんでこんなにとろくしてしまったんだろう・・・。(涙)
瀬陰暗鬼