卒旅 一日目 04.夜
今まであれっきり一ミリも話に出てきていませんでしたが(多分、楽しくて忘れてるんでしょうね。)部屋は最初に話したとおり二部屋です。
「竜、どうだった?」
「いや、夜になってもきはないって。」
「やっぱり。」
どっかの部屋が室になるのを狙ってたんですが・・・駄目でした。
「ちゃん一部屋で、俺ら5人むさいけど寝る?」
すごい気を使われてる。
でも、よく考えたら2人っきりじゃないし、何か間違いが起こる事もないと思うんだけどなあ・・・。
「3人なんだし大丈夫じゃない?隼人と2人ならまだしも・・・竜もいるしね?」
みんなしてすごい顔になりました。
「隼人よりも竜のが危ないのだよ!!」
「のだよって変だよ?」
「そうじゃなくてー!!」
「なんで竜が危ないの?」
「「「「ムッツリだから!!」」」」
「に余計なこと言うな。」
ムッツリって危ないの?
どうしてだろう・・・。
「それに世の中には3Pっていうものもあるのですことよ!!」
「3Pって?」
「「日向死ね。」」
隼人と竜が浩くんをボッコボコ。
「浩くん、大丈夫?」
「ちゃんっ・・・女神ーっ!!」
「え!?どこが!?」
「なんでそんなにと違うのさ?」
「開き直ったともいう。」
「そういうとこは一緒だ(笑)」
そりゃ、本質は一緒ですから。
ってか、あれ?
なんか3Pのことあっさり流されてる気がする。
いいもん、今度にきこっと。(やめてくだパイ!by隼人)
「とにかく、私がいいって言ってるんだから気にしないの!三人とも、部屋に行きなさい。」
「「「はーい。」」」
納得の言っていない返事でしたけども、三人はおとなしく隣の部屋に戻っていきました。
*
いざ横になるとドッキドキです。
でも・・・
「ねぇ、2人とも起きてる?」
「どうかした?」
「何?」
どうしても二人に言いたいことがあったんだ。
「ありがとう。」
「いきなり?」
「うん。二人がいたから二ヶ月ちょっとだけどなんだかんだ言って楽しかったし、やってこれた。だから、ありがとう。」
ちょっと照れるね。
「・・・手、繋いで寝よ?」
「?いいよ・・・?」
私も、ちょっとだけ繋ぎたいなあって思ったから。
「、俺もさ・・・ありがとな。」
「うん。竜にはすごくお世話になった。一日だけの恋人とかドキドキしちゃったし。」
「何それ!!」
「「秘密。」」
目が合ったとき、かすかに竜が微笑んだ気がして。
ちょっと嬉しくなった。
「あとね・・・2人からは今まで知らなかったドキドキすることとか、たくさんもらってる。
出会えてよかった。こういう形で出会えて、本当によかった。」
伝えたかったこと、全部言って、すっきり。
「じゃ、おやすみなさい。」
いい夢が見られるようにと願いを込めて。
NEXT
あとがき。
やべ、主人公可愛い。(ぇ
可愛いなー。
本当ここまで可愛い子になってくれるとは、想定外。
最初の方は可愛くない子になるかなーって思ってたけど。
結構可愛いこになってくれたんでおかあさん嬉しいよ。(ォィ
3Pはスルーしてください(笑)
あ、このあとオマケがあります。
瀬陰暗鬼
おまけ!
「隼人、起きてるか?」
「寝れるわけねぇじゃん。」
「一泊二日でよかったな。」
「もう一泊だったら襲ってるかも。」
「最低。」
「つかさ、可愛すぎ!そのくせ、無防備すぎ!!」
「同感。」
「な。もしさ、が竜のことを選んだら協力するから。」
「俺も、が隼人のことを選んだら協力する。」
「安心した。」
「何が?」
「俺だけだったらむかつくじゃん?」
「ばーか。」
「んじゃ、気合で寝るわ。」
「俺は無理。」
「寝ろ。」
「が起きてから寝る。6:00〜7:00は別々だから温泉入って来るってさ。」
「じゃあ、俺もいこっと。」
「馬鹿。」
「ん・・・。」
「んじゃ、お休み。」
「、起こすなよ?」
「お前じゃねぇよ。」
つづく・・・かも。