!おはヨッ♪」

「あー・・・おはよ。朝からテンション高いね。すごいね。」

「そんなー褒められても?」

「褒めてないし。バーカ。」






楽しい時間がずっと続くと思ってた。











本当の気持ち 01.合コン










「あ、竜。」

「お、そうだ!いい話があったんだった!!」

「りゅーうー!!」

「え?いい話?」



何か、嫌な予感がするんですけど?



「竜、おはよ。」

「はよ。」

「二人の世界を作らないでくだぱいっ!!それより・・・約束しちゃったv」


「「約束?」」




あ、被ったよ。



「聞いて驚くな?本日、桃女と合コンデースv」

「やったあ!!」

「イェーイッ!!!」

「桃女ーっ!!」


「「・・・・・・・。」」




合コンね・・・。そりゃ、張り切るでしょうね。

テンション高いだろうね。

ってか、どーせ、私は不参加ですけど。

あ、でも、可愛い女の子がいるなら話は別かな。



「真希ちゃんに話つけてもらったんだv」



真希ちゃんって・・・いいのか?



「わぁほーい♪でかしたぞ、タケ♪」

「よくやったじゃん。」

「タケ、偉い!」

「あ、竜。お前も参加だからな。あと、も。」

「は?俺も!?」



女なのにいいのか?

あ、女装しろと?

んなの不参加に決まってるじゃん・・・。じゃなくてー、ツッチーも日向もいるんだから男としてだよなあ。

でも、レズじゃないし。ってかそういう趣味はないし・・・本気で恋人を探すつもりはないなあ・・・。



「うん。わかった。」


「「「「「え!?」」」」」




うっそ!?


救いの神、竜も参加すんの!?



「珍しいじゃん。竜ちゃんが参加なんて。」

「いつもならさ、『俺、今日パス。』とか言ってるくせにな!!」

「違う違う。『俺、今日パス』」


「「「「ギャハハ!!」」」」


「二人とも似てないし。」



タケちゃん、調子に乗ってるわ。

竜にチャン付けだなんて。



「ただ座ってればいいんだろ?あ、も参加な。」

「え・・・。」

「もち!は強制!!」



えー・・・多分女の子、全部とっちゃうよ?(好かれている自覚はあり。

ま、野郎が多いわけじゃないし、いいか。



「わかったよ。」

「おっしゃ、テンションあげようぜ!!」

「おっしゃ!!」



いや、竜以外、別に上げなくても十分なくらい高いですよね?




「高校生活最後の思いでつくるにゃあv」


「「「にゃあv」」」


「確実に彼女ゲットするぞ!!」


「「「「!?」」」」




明らかに変な人たちだ。呆れて物が言えない。



「オイ、早くしろ、ムッツリスケベ。」



え、ムッツリって何?

竜のことを表した言葉なの?

竜も、簡単に仲間にはいんないで!!



も入る?」

「入りません。俺、彼女、いらないし。」

「え、なんで?」

はいいのvさぁて、ふぁいとぉ〜♪」


「「「「「おーっv」」」」」




あ、久美ちゃん。



「って、何の相談だ?」

「おはよ、ヤンクミ。」

「あ、♪おはよー♪」



知らずにはいったのね・・・流石、久美ちゃん。



「教えなーい。」

「ヤンクミには関係ないのです。」

「そうゆうこと!」


「「にゃっv」」




あ、可愛いv



「じゃあな。」

「じゃあな。」



あ、微笑ましい光景だ。

ん?竜が笑ってる・・・。



「小田切!お前、前より笑うようになったな。かーわーいーいーv」

「うるせぇよ。」



うーん・・・こっちも微笑ましい。



「私もそう思うよ。」

v」

「竜、日に日に優しい顔するようになってる気がする。」

「だよなーんでもって可愛いよなー♪」

「それはわかんないけども。」



だって、タケちゃんのが可愛いし。



!はーやーくー!!」

「あー・・・うん。じゃあね、またあとで。」

「おー!!」




































________________




























そういえば今日って、ホワイトデーなんだよね?

クラスの皆に私、あげましたよね?



「俺、クラスの皆にチョコ、作ってこなかったっけ?」


『え!?』


「お返し、もらってないけど。」


『忘れてたー!!』


「・・・・・・ムカツク。」



材料費、返せ。



「そ・れ・よ・りv」



それよりですって?

はーちゃんのくせに。



「合コンに行きたいかあ!!」


『うおー!!』


「桃所の子に会いたいかあ!!」


『うおー!!』




あーうるさい、うるさい。

ってか桃女なら下校中にあえるだろうし。

つーかクラス全員は無理だろ。



「それではv合同コンパ開催ーっ!!」


『よっしゃあー!!』


「全員は無理だろ。」

「俺も言おうと思った。」

「普通にわかるだろ。」



竜はやっぱ、普通の人だ。



「は!そっか・・・。」



はーちゃん、気づくの遅いよ。



「なんでだよ!?」



いや、当然でしょ。



「実は、向こうの参加者、10人だけなんだわ。」


『がーんっ・・・・』


「わりっ!ここは人数絞らせて?」


『ぶーぶー。』




あーあ。

喧嘩になっちゃうじゃん。



「合コンだ!?」



あ、久美ちゃん。

いつの間に・・・。

五月蠅くて全く気づかなかった。



「にっvお前らの気持ちはよくわかる!!」


『え!?』




え、わかっちゃうの?



「今日はホワイトデーだ。男から告白するいい機会じゃねぇか。おおいにがんばんなさい!!」



え、久美ちゃん!?明らかにそれ、間違ってますよね!?

しかも・・・なんかひとりの世界に入ってるし・・・。

頭のネジをどこかに落としたのかな・・・?



「きゃあ・・・?何浮かれてんだアイツ。」

「竜、ツッこまないであげて。」



すごく痛い子になってるよ・・・久美ちゃん。


































___________
























「で、コレは何?」

「くじ引き。」

「見ればわかる。」

「じゃあ、聞かないでくだパイ!!」

「絞る位なら俺パス。俺の分、誰かどうぞ。」


ッ・・・大好きーvvv』


「・・・・・・いや、嬉しくない・・・。」



まあ、コレで、無関係ってわけだ。



「じゃあね。」

、バイバーイ♪」

「ばいばい。」



この合コンを行かなかったことに後悔するとは思いもしなかった。






NEXT



あとがき。

竜の話が始まりましたね。
楽しみですね☆(ぇ
うっふふー♪
僕はこの話、大好きです。
ってか、竜が好きです。(ぇ
亀ちゃんの○○○○事件はおいておいて。(○の中は・・・/笑

瀬陰暗鬼