「はぁ!?」





これはタケちゃんの一言から始まった。





大好き





ピーンポーン





ガチャ・・・




























、いらっしゃーい。みんなきてるよー。」

「おじゃまします。」

「武田さん、お久しぶりです。」

「わー♪君もいらっしゃーい♪」














このことの始まりは昨日のタケちゃん・・・。










____________










昨日





















、明日暇?」

「暇だけど、何?」

「俺ん家、明日ね、誰もいないの。だからあそぼ♪」

「いいよ。」



タケちゃん家は初だなあ。

隼人の話じゃあ、隼人ん家より綺麗らしい。(笑)



「で、提案なんだけど、君をつれてきて欲しいな。」

「はぁ!?」

「ツッチーと日向があいたいって言ってるしさあ。」

「無理かなー。部活あると思うし。」

って三年だろ?部活は引退してるだろ。普通。」

「竜、俺を裏切るのか?」

「別に。を隠す必要はないんじゃん?」

、三年だし受験が・・・」

「もう受かってんだろ?推薦で。」

「何で知ってんだよ!!」

から合格メール届いたし。」



いつの間にメル友になったんですか!?

しかも・・・姉に内緒で・・・。



「あ、俺んとこにも届いた。」

「姉弟揃って頭いいよな。」

「あぁ。」



隼人まで!!

が反抗期!!(イヤ!)



もさ、予定あるだろうし。ね?」

「あ、予定無いって。」

「は!?何それ?」

に、たった今メールを送ったら、予定ありませんよーって返ってきた。」



姉を裏切ったぁ!!

の反抗期!!(うわーん)



「これで文句ねぇな?明日つれて来いよ?」

「・・・」

、お願い!!」

「・・・」











ブブブ・・・ブブ・・・












「ん?バイブ音?」

「俺。・・・もしもし?」



















姉?』

!!何でそんなに反抗期なの!?」

『別に反抗期じゃないよ。』

「うん・・・」

『さっき、隼人さんからメールもらってね・・・明日なんだけど・・・』

「何とか予定作れない?」

『それは無理だよ。それに・・・僕、姉の他のクラスメイトさんにも会ってみたいなあ。」



だから、私はそれに弱いんだよ!!

畜生・・・可愛い。



「わかった。明日、家に来て?」

『うん。姉大好き。』

「じゃあね!!(可愛い!!)」















ブツッ・・・
















「明日・・・タケちゃん家にを連れて行きますよ・・・。」

「ヤター!!」


「「イェーイ♪」」


「さすがだな。」

「まあ、は、こっちが使われないように気をつければ無害だしな。」

をつるときはだな。」

「あぁ。」

「ってか、よく思いついたな。」

「当然だろ。お前とは違う。」

「なにおぅ!!」










_____________










ってことで、を連れてタケちゃん家にいるわけです。



「竜さん、隼人さんも、お久しぶりです。」

「久しぶり。」

「久しぶり。受験お疲れ。」

「いえ。あ、いつも兄がお世話になってます。弟のです。宜しくお願いします。(にこ。)」

「俺は土屋光。ツッチーって呼ばれてる。宜しくな♪」

「俺は、日向浩介だよ。主に日向って呼ばれてる!!よろしくにゃんっ♪」

「ねっ♪君、いいこでしょー?」

「うん!!ちょぉいいこだにゃん♪」

とは大違いだな。」

「だよなー。みたいな弟ほしー!!」

「(俺は要らない。)」

「拓君もいいこじゃん。俺は好きだけどなあ。」

「(拓・・・・姉に気に入られてるのかあ・・・。)」

「拓よりのほうがいいじゃん。」

「まぁね♪俺の弟だし。」

「拓さんって方はとてもいい人だと思いますよ。兄さんが言うくらいですから。(にっこり)」

「(きゅーんv)拓君よりのほうが大好きだよ!!」

「(兄馬鹿!?)」

「(兄馬鹿だにゃん。)」

「(姉馬鹿!?)」

「(ばれるだろ、普通。)」

「(姉さんはまだ誰にも渡しませんから。)」

「(仲いいなー♪)」



可愛いよ!!

大好きだよ!!



「兄さんって黒銀ではどんな感じですか?」

「突っ込み?」

「頭いいよねー3Dで一番だよ!!」

「たまーに酷いにゃん!!」

「うるさい!」

「可愛い。」

「普通。」

「普通って何さ。」

「兄さんが本当お世話になってます。」



日向はとりあえず後で殴っておこう。

それに・・・突っ込みは竜だよ。



「兄さんは誰が一番いいの?」

「タケちゃんだよ。」

「(やっぱりね)」

「(俺って言ってくんないかなあ。)」

「(次の獲物はタケかな・・・。)」

「武田さんは彼女、いるんですか?」

「んー・・・微妙。彼女ってわけじゃないけど・・・その・・・好きな子が桃女にいるんだ。」

「そうですか。がんばってくださいねv(にこっv)」

「ありがとーっ!」

「あ、兄さん武田さんじゃなくて他の人は?」

「え・・・・竜かなあ・・・?」

「ふーん・・・(じー・・・)」

「(何で竜!?やだやだ!!)」

「(やばい)」

?どうした?」

「兄さんのこと宜しくお願いしますね。竜さんv(にっこりv)」

「?」

「(呪い殺されるかも。)」



と竜は仲いいのかなあ?

にっこり話しかけてたし、仲いいのねvv(竜なら全く問題ないわ♪)



クーン、俺ともあーそぼ♪」

「えーっと・・・日向さん。」

「正解!!DDRしよう!!」

「DDRですか?」

「よっしゃ、大会しようぜ。」

「いいですよ。」

「罰ゲーム考えよう!!」

「前回のでよくね?」

「前回の?」

「一番の人がほかの人に何でも命令できるんだよーっ!!」

「そうですか・・・。(にっこりv)」

「(やばい・・・?)」

「今回は自分で負けねぇから。」

も強いよね♪」

も強いんだよ。」

「竜は今回どうすんの?」

「でる。」

「めずらし。」



今回は竜も出るって。

楽しみだな♪


















「トーナメント表はこれね!」

















一回戦 竜vsツッチー 竜の勝ち



























二回戦 ()vs日向 ()の勝ち

























三回戦 隼人vsタケ 隼人の勝ち


















四回戦 竜vs() 竜の勝ち






















五回戦 隼人vs の勝ち























「「「ギャーギャーギャー隼人が負けた!!」」」


「うるせぇ!が強すぎんダヨ!!」

「兄さんの友達に強い人がいて、その人と結構やってましたから。」

「あの子は強いね。何故か。」

「何故かなんだ。」

「次はと竜だね。」

君ガンバレー!!」

君ファイトー!!」

「竜なんか倒しちゃえー!!」

、がんばれよ!!(竜には絶対命令されたくないっ!!)」

はどっちにかって欲しい?」

に決まってるでしょー?」

「でも、竜は強いよ。」

「だよね。まあ、なんとなく竜が勝ちそうなんだよね。」

「え!?なんで?」

「ん?なんとなく。」



結果は、竜の勝ち。



「うーわー・・・やっちまった・・・。」

「竜、どんな命令?」

「簡単なの希望!!」

「むしろ、命令放棄希望!!」

「何で、手を抜いたんだ?」

「いえ、抜いてませんよ。(にっこりv)」

「そっか・・・。」

、残念だったね。」

「うん。でも、竜さん強かったから。」

「だよね。俺も負けちゃったし。」

「命令どうすんの?」

「あ、じゃあ、日向とツッチーは買出し。特に夕食に食えるもの。(に作らせたくねぇし。)」



竜がちゃんと喋ってる!!(ぇ)



「タケは、一週間以内にせめてメアドな。」

「はい。」



真希ちゃんだね。(がんばれ!)



はタケに抱きつくの禁止な。」

「は!?俺、最近タケちゃんに1日8回抱きつかないと死んじゃうんだけど。」

「大丈夫だろ。」

「(武田さんに少しお灸を添えないと。)」



タケちゃん!もー・・・竜の馬鹿!!

いいもん・・・。隼人をからかって遊んでやる。(やめてくだパイ!!by隼人)



「隼人は今日これから、に近付くの禁止な。半径1m以内に入るなよ。」

「!?」

「邪魔者が消えるみたいだねvv」

「(竜さんナイス。)」

「隼人、ガンバ!!」

「隼人さん、がんばってくださいね。(にっこりv)」

「俺、まだ死にたくなーいっ!!」

「死んでしまえ。」

ー・・・」

「あ、1m」

「1m以内に入ったら一週間俺のぱしりな。」

「なんだとてめぇ!!」

「負けたんだろ?」

ー・・・。」

「隼人、五月蠅い。」



まあ、今日だからね。

明日はいいんだよね?(タケチャーン!!)










______________










18時





「腹減った。」

「隼人が夕食のために買ってきてもらったやつをおやつと一緒に食ったのが悪いんだろ。」

「ぬ。」

「やけ食いしてたよね(笑)」

「うっせぇっ!!」

「ガキ。」

「テメェが悪いんだろうが!!」

「負けたお前が悪いだろ。」

「(僕が勝っても隼人さんには同じ仕打ちが待っていたと思うけど。)」

「隼人五月蠅い。」

「あ?」

「五月蠅いっていってんの!少しは黙れ。(タケチャーン!!)」

「(きれた。)」

「(あーぁ。)

「(!?)」

「(もうちょっと様子を見よう。)」

「今、テメェの勝手な行動のせいでなくなった夕食のことを考えてんだよ!!」

「うっせぇ!こっちはいらついてたんだ!!」

「だから男はヤなんだよ。」

「あ?男が嫌なら弟や、タケだって嫌だろ?」

「何で大切な家族を嫌いになんなきゃいけないわけ?」

「じゃあ、タケはなんだよ。」

「タケちゃんは女の子みたいでしょ。」

「え・・・。」

「二人ともいい加減にしてください。」

・・・。」

「隼人、言い過ぎ。」

「あ。」

「竜、買出しいこ。何食べたい?何でも作るよ。」

「あ、俺スパゲティーがいいな。ミートソースのやつ。」

「ん。じゃあ、買出し行ってくる。」



今、無性に泣きたくなった。

私の言ってることは矛盾してる。



「ごめんね・・・竜。無理やりつき合わせた。」

「別に。(に何か仕掛けられなければ)」

「隼人の言ってることさ・・・間違ってなくて・・・。でも、自分の言い分は守りたくて。馬鹿みたい。」

「隼人のが馬鹿だろ。」

「まあね。」










___________










そのころ・・・





「隼人さん、言いすぎです。兄さんがんばってるんですから。」

・・・やっぱ言いすぎだったよな。」

「はい(きぱ)」

「隼人、が帰ってきたらあやまろ?」

「そうだな。」










__________________










三十分後





「おかえり。」

「ただいま。」

「おかにゃん♪」

「・・・・」

「無言はやめて!!」

「タケちゃん、台所借りるねー。」

「いいよー。」

「じゃあ、ちょっと待ってるんだよ。ちゃちゃーっと作るから。」



台所に立って調理開始。

隼人が背後(ちゃんと1m離れてる。)に来た。



、悪かったな。」

「・・・・別に・・・。」



ちょっと謝ってくれたことが嬉かった。(株アップじゃね?by隼人)



、嬉しそうだね。」

「多分、隼人だな。」

「(お灸添えようかなあ。/にっこりv)」










________________










三十分後



「出来たよ。味は保証します。」


『いただきまーす!!』



よく食べるなあ。

ほんと。

作った方は嬉しいわ。



、すごく美味しいよ。」

「うん。ありがと。」



こんな感じでみんなに美味しいって言われて嬉しかった。

喜ばれると嬉しい。



「じゃあ、タケちゃん洗物宜しくね。余ったミートソースは冷めたころに冷蔵庫に入れればまた食べれるよ。」

「ありがと!!」

「じゃあ、またあしたー。」

「気をつけてねー!!」



皆で帰った。

まあ、途中でばらばらにばらけて、私と、隼人と、竜になった。



「あ、からメール。」

「みーせて?」

「だーめ。」

「けち。」

「竜に見せてもらえよ。多分いってるからさ。俺のは駄目。」

「見せて?」

「無理。」

「えー・・・あ、おくってくれてありがと。また明日。」

「おー。」

「またな。」



今日一日もすごく楽しかった。

も楽しそうだったし。





やっぱ・・・私は弟が大好きです。



NEXT




あとがき。

えっと・・・初めに。
私は弟は嫌いです。
ってかDDRは突っ込まないでください。
古いとか言わないで。(笑)
主人公全壊です。
長かった。
ちなみにおまけが2つありますよv
後書の後も見落とさずに。

瀬陰暗鬼










おまけ01


どもー。矢吹隼人です。

さっき、と別れたばっか。

野郎と歩く趣味はないけどさ、竜と二人は慣れてんだよね。

嫌な慣れだな。(彼女欲しい。)

それにしても、さっきから竜の様子が変。


「何かあったか?」

からのメールどうだった?」

「俺さ、のこと勘違いしてた。」

「隼人も気づいたか。」

「竜さ、品定めされてたよな。」

「あれはきつい。」

「一瞬俺もやばかったし。」


そうそう。

と口げんか中に。


「「それ以上に何か言ったら容赦しない」」


すげ・・・はもった。

竜と俺がはもるのはレアよ?


「あそこでやめておいて正解」

「やばく感じたもん。」

「メールの内容・・・どんなだった?」

「あー・・・見る?」



TO.隼人さん

今日は楽しかったです。
誘ってくださり、ありがとうございました。
また誘ってくださいね。
では。
PS.もし、姉を泣かせたり、姉に手を出したら容赦しませんから。

FROM.



竜は複雑な顔をしていた。



「どうした?」

「俺のはもっと酷い。」

「ん?」

「ほら。」



こっちじゃなくて、本気でよかったと思った。



TO.竜さん

今日はいろいろありがとうございました。
楽しかったです。
今度は二人っきりでも遊びたいです。
PS.オーラを隠してたつもりだったので、驚きました。でも姉には秘密にしておいてくださいね。

FROM.





俺宛のがましでしょ?


「竜、ご愁傷様。」

の本性わかっただろ?」

「あぁ。」

「とりあえず・・・」


「「敵に回してはいけない。」」





そう・・・絶対駄目だ。

俺らは誓った。


END





おまけ02


、楽しかった?」

「母さん。すごく楽しかったよ。」

「どうだった?ちゃんのクラスメイト。」

「母さんの好みそうなのは3人かな。」

「長身の美形?」

「うん。二人ほど長身で美形だね。馬鹿だけど。あ、三人のうち一人はそんなに背は高くないんだよね。」

「ふーん。で?」

「その三人のうち、二人にはばれてる。」

「そう。」

「気に入らないけどね。」

ちゃんのそういうとこすごく好きよ。」

「ありがとう。」

「名前は?」

「バレてるのは矢吹隼人、小田切竜。ばれてないのは土屋光。」

「あら、小田切さんね。そう・・・同じクラスなの。まずかったわね。」

「全然マズイ顔じゃないけど?」

「あら?わかっちゃう?」

「もちろん。でも何考えてるかはわからない。(何かたくらんでるんだろうけど)」

「あら、たくらんでないわよ。一言言うならお母さんはちゃんの味方よ。」

「ふーん。」



僕は、やっぱ母さんには勝てないよう。

まあ、いいや。

僕は僕で姉を見守ろう。

まだ、渡したくないけど。



つづく(のか?)