フラワーラビンスから無事でて、次行くとこに向かい中なんか電話が着て只今内心ドキドキしながら行動中です。



遊園地に行こう 中編



「次行くか。」

「おっしゃ!!次は鏡の迷宮だ!!」

「そっち逆だから。こっちね?」

「はい。(しゅん)」


私たちは鏡の迷宮に向かうことにしました。
隼人が迷子にならないか心配。


「あれ!?先輩?」


遠くからさっきの電話と同じ声。
そしてだんだん近付いてくる足音。


「やっぱ先輩だった!!来てるなら言ってくれればいいじゃないですか!!」

「本当元気そうね。」

「はい!元気です!!」

「本当に先輩だ。お久しぶりです。」

「二人だったのね。久しぶり。元気だった?」

「もちろんです。」

「二人とも元気そうでよかったわ。」

「あの、先輩って男嫌いじゃなかったんですか?」

「あ、この二人は知り合いなの。」

「「「隼人!?竜!?」」」


予想的中。
悲しいわ。


「なんでここに隼人&竜がいるんだよ!!」

「そっちがなんで?だから!!」

「日向のお袋さんにタダ券もらって、暇だったから来た。」

「あ!はーにゃんたちもナンパして可愛いこゲットしたの?かーわいーv」

「二人の先輩なの?」

「うん!美人でしょ!!素敵でしょ!!!」

「すっごい美人だね!!」

「あ、ありがとうございます・・・(ギャー)」

「「タケ!!」」

「え、何!?」

「ちょっと、来なさい。」

「え!?」


隼人と竜がタケちゃんに説明に行きました。(早く戻って来てね。)


「あれは、なんですよ。」

「え、ちゃん!?嘘!可愛い!!」

「だろ?俺様と竜のコーディネートです!」

「馬鹿。」

「ってか、なんで二人はちゃんと遊んでるわけ!?(いいな!)」

「カラオケとかゲーセンは嫌だったそうで。」

「言ってくれれば変えたのに・・・。」

「まあ、女バージョン見れて良かったじゃん。」

「ずるい!!」

「ずるくなんかねぇよ。」

「ってか今から一緒に回ろうよ!!」

「「無理。」」

「なんで!?」

「邪魔。」

「え?」

「もし、ツッチー達にバレたらどうすんだよ。」

「そっか、それなら仕方ないね。残念。」

「んじゃ戻るか。」

「だな。」


三人が戻ってきました。


先輩も一緒に回りましようよ!!」

「一緒に回ろ♪」

「え、あ、あのね・・・。」

ちゃんも回ろうぜ。」

「あのですね・・・。」

「「駄目。」」

「隼人、竜!」

「今日はと俺らで遊んでんの。」

「邪魔だから。」

「つーか、これ以上邪魔したらどうなるか分かってるよな?ツッチー、日向。」

「隼人・・・。」


隼人と竜の好意は嬉しいけど、嚇すのはよくないと思うなぁ。


先輩・・・。(しゅん)」

「駄目ですかぁ・・・。(しゅん)」

「ごめんね?また今度ね。平日の放課後は毎日あいてるし、休日もほとんどあいてるからいつでも連絡して。」

「はい!連絡しますね!!」

「是非、今度遊びましょうね。」

「うん。楽しみにしてる。」

「じゃあ行きますか。」

「うん。じゃあね。二人とも。」

「「先輩また今度です!!」」


本当可愛い!女の子はいい!!

そしてウザイ二人と可愛い三人と別れて鏡の迷宮に向かった。




―――――――――




「綺麗!好きv」

「そうか?あんま感動がない(笑)」

「凄い綺麗だよ。私は薔薇よりこっちのが凄く好きなの!!」

「ここは迷宮とか書いてあったけど一本道だな。」


ゴンッ・・・


隼人が鏡にぶつかった。
普通ぶつからないよね(笑)


「「・・・。」」

「痛い!!」

「馬鹿。」

「隼人、ほら。」


隼人に手を差し出した。
だって危なっかしいもん(笑)


「へ?」

「手、繋げばぶつからないでしょ。」

「繋いでいいの?」

「駄目だったら差し出さないけど?」

「ん。(ラッキー♪)」

「(馬鹿って得だよな。)」

「早く抜けましょ。お腹すいちゃったから(笑)」

「だな。」

「あぁ。」


単純だったので簡単に抜けちゃった。
実は、繋いだ手が凄い暖かかったり。
離したくないなぁ。(寒いからね。)
握られたとき自分より大きい手に少しドキドキしたのは気のせいだよね。


「鏡の迷宮から出たから目立つし手、離せば?」

「う、うん。」


きっと、竜に言われなかったらずっと手、繋いでた。
それくらい心地好かった。



―――――――――




「何食べよっかな♪」

「隼人の奢りね(笑)」

「なんで!!」

「なんとなく。」

「まあ、の分くらいなら。」

「(冗談で言ったのに・・・。)」

「竜は自腹な。」

「お前に奢ってもらおうとかは思ってねぇよ。」

「あっそ。」

「頼むか。」

「だね。」


隼人に食べる量が少ないって言われたけど別に遠慮してるわけじゃなくて私には十分すぎる量なんです。




―――――――――




「一口ちょーだい。」

「なんで?」

「いいじゃん。チョコパフェ。ちょーだい!!」

「仕方ないなぁ。はい。あーん。」


パクリ。


「あー!!!」


状況は、隼人にあげようと思ったやつを隼人じゃなくて竜が食べちゃいました。

「竜?」

「甘い。」


そりゃチョコパフェですから甘いでしょうね。
竜もほしいなら言えばいいのに。


「俺がもらうんだったんだけど?」

「別にいいだろ。」

「よくねぇ!!」

「ほら、まだあるんだから食べたいならあげるよ?だから喧嘩は駄目!!」


友達同士で争って何になるの?やだよ。


、ごめんなぱい。(しょぼーん)」

「あ、うん。私も大きい声だしてごめん。」

は悪くねぇし。」

「悪かったな。」

「うん。あ、隼人ごめん・・・。」

「だから、は悪くないって。」

「そ、そうじゃなくて、パフェ、食べ終わっちゃった。」

「そのことね。」

「うん。ごめん。」

「全然。(と間接ちゅうがしたかっただけだし。)」

「次行くか。」

「うん。」




―――――――――




「え、ここ?」


迷路ラストはお化け屋敷らしい。


「ここ入るの?」

「もちv」

「あぁ。」

「二人で行ったら?」

「ん?怖い?」

「う・・・うん。」


お化け屋敷苦手なの!!
絶対無理。


「やめとくか?」


竜、あなたはとっても素敵な神です。(マテ)


「えー入ろうぜ。」


隼人、あなたは大魔王ですか!!(マテ)


「とにかくレッツゴー!!」

「ま、待って・・・(汗)」

「おい。」


隼人に引っ張られて無理矢理入れられました。(うわーん!!)
無理無理無理無理無理!怖いんだってば!!


ヒュー・・・ドロロロロ・・・


「ひゃあっ!」

?(泣きそうじゃん。やっぱ怖いの駄目なんだ!可愛いv)」

「隼人の馬鹿ぁ!!」

「ごめんなぱい(笑)はい、手。」

「はい?」

「手繋ご。怖くなくなるかもだし。」

「うん。」


人間ってのは単純でこれだけで安心してしまうものなのです。
ちなみに反対側の手は隼人が言う前に竜が繋いでくれたんだよ。
でも、隼人には内緒ね。
二人の優しさは嬉しかった。でも、隼人は後で呪ってやる。怖かったんだもん!!


「怖かった!もうやだ!!」

「ごめんなぱい。」

「半分許してあげる。手、握ってくれたし。」

「(きゅんv)かーわーいーいv」

「あ、プリ機(無視)」

「(無視された!)撮ろうぜ?」

「いいよ。竜も行こう。」

「あぁ。」


一人百円。隼人二百円で撮りました。
竜はいつもながらポーカーフェイスでいるのかなぁとか思ってたら一枚目で抱き締められた。(きゃー!!)
それに文句をいいながら次に隼人に抱きつかれました。(きゃー!!)
写真ほしいからって理由で一人プリをさせられたり。(寂しい人じゃん!!)
まあ、設定とかはほとんど二人がやっちゃってたし(涙)


「あ、でてきた。」

「俺切ってくるわ。」

「うん。よろしくね。ってかプリクラとか久々だったなあ。」

「何年ぶり?」

「二年か、三年かな。」

「それってまだ300円が多かった時代?」

「あ、早かったね。とりあえずもう、400円だったよ。ほとんど制服だけどみる?」

「「見る。」」


竜と隼人がハモった!?
普段ハモらないのにこういう時だけ・・・。


「あ、あと頂戴。」

「いいよ。」

「やったv」

「次どこ行く?」

「メリーゴーランド!!」

「「一人で乗ってろ。」」

「やっぱり。」

「はぁ、行くとこなくなっちゃったね。」

「乗り物乗るか?」

「そうしよっか。でも絶叫系はパス。絶対嫌!!」

「コーヒーカップ!」

「回しすぎるでしょ?」

「もち!!」

「「却下!」」

「むー・・・。」

「“むー・・・。”じゃないの。まったく。」

「じゃあどこ行く?」

「え、どうしよう。」

「観覧車とか?」

「結構待ってるみたいだね。」

「並ぶか。」

「そうだね。」

「隼人、飲み物買ってこい。」

「は?竜が行けよ。」

「いいじゃない。隼人、行ってきて?」

の頼みなら行ってきまーす。」


隼人が単純でよかった。
ってか、ここで隼人が長時間じっと待ってるわかないからね。(笑)

隼人はちゃんと竜の分も買ってきました。
エライ、エライ(ガキ扱い)
竜がコーヒーで、私が紅茶。もちろんホットで。
隼人は冷たい炭酸です。
冬でこんなに寒いのに、冷たい炭酸なんか飲むなよと、思いました。


「さみぃ。」

「そりゃあね。」

「紅茶、一口ちょうだい。」

「いいよ。」

「やった♪」


なんだかんだ言って私って甘い?
こんな弟もいいかなぁって(笑)



そんなこんなでいつの間にか一時間がたった。


「はやくしろよ!!」

「もうすぐでしょ?」

「来たけど?」

「さっさと乗るよ?」

「お、おいていかないで!!(必死)」


乗りました。
観覧車って何年ぶりだろう・・・。


「竜、の隣は俺!」

「決まってないから。」

「ヤダヤダヤだ!!竜のムッツリ!!」

「降りろ。」

「もう地上から離れてるし無理。」

「ねぇ。」

「ん?」

「何?」

「ムッツリって何?」

「(言ったら殺す。)」

「(竜の無言の圧力が恐い!!)」

「ねぇ?」

は知らなくていいことなんですー。」

「隼人の意地悪!私、竜の隣に座る!!」

「(余計なこと言うんじゃなかった/涙)」


ムッツリって何!?ってか隼人がすごくいじけてる。
仔犬みたいだなぁ。可愛い。
隼人って、やっぱ弟みたい。最初はなんだコイツ・・・。って感じだったけど(笑)


「すごい高いね。」

「すげー。」

「もうすぐ一番上だな。」

「観覧車が一番上に来たときキスした人と一生付き合うって話で女の子たちがもりあがってたなぁ。」

も!?」

「私はそういう話には入ってないの。だって、男嫌いですし?」

「もう、慣れた?」

「いや、多分、隼人と竜だから。」

「良かったな(笑)」

「隼人、親父臭い。」

「ガーン!!」

「あはは。(笑)」


ガタンッ・・・。




観覧車が止まった。





NEXT





あとがき

やー。
止まりましたね(笑)
止まりましたよ(笑)
あははー。
定番でしょ?
次回は弟登場です。
誰の弟かは秘密です(笑)
勘のいい人はすぐ分かりますね(笑)

瀬陰暗鬼