「じゃあね。また明日。」
私は帰ろうとしました。ってか帰りたかったデス。
「主役がいなきゃ始まんねぇだろ?」
「隼人さん、俺帰りたいんだけど。」
「がいなきゃ歓迎会の意味ねぇし。」
「別にしなくていいよ。」
「ヤダ。すんの!俺がやるって決めたらやんの!!」
なんだそれ!!
どこぞのガキ大将か!!(ANSWER,ジャイアン)
「都合悪い?」
「竜ちゃん、俺ね、コイツらと一緒にいたら馬鹿になりそうなの。わかる?」
「俺も思う。」
「だしょ?だから帰らせて?」
「俺も強制参加らしいし。」
「は?」
「馬鹿だけじゃねぇってこと。」
「もしかして俺に拒否権はないの?!人間の人権をなんだと思ってんの?!」
「人権って何?」
「馬鹿・・・。」
「何言っても無駄だろ?」
「そうね、でも、帰りたい・・・。」
ってことで放課後馬鹿四人組+一人と遊ぶことになりました。(いやいやだよ!)
始まりの日 03.弟
「何でココなの?」
只今マクドナルドにいます。
歓迎会って普通マクドナルドでやらないよね?せめてファミレスだよね?
「金ないんだもん。」
「別に隼人に奢って貰おうなんて思ってない。」
むしろ帰りたいのに!!
「歓迎会だから、の分は皆で割り勘するんだよ。」
「タケちゃんありがとう。」
やっぱタケちゃんは可愛い!!
タケちゃんにそういうこと言われると帰る気はうせるわね。(隙あらば帰ろうと思ってました!!)
とりあえず、奢ってくれるって言うから付き合いましょうか。
「じゃあ、タケちゃんの可愛さに免じて今回だけ。」
「じゃあ買ってくる♪」
「竜と隼人とは何がイイ?」
「ツッチーの奢り?ラッキー♪」
「いや、あとで回収します。」
「ちぇっ・・・」
「んじゃあ行ってくるね!!」
「タケちゃん、気をつけて!」
「大丈夫だよ!任せて!!」
買ってきてくれるのはありがたいんだけどこの二人をセットで残さないで欲しいな・・・(切実。)
タケちゃんは心配だし、残って欲しかった。
「ねぇ、ちゃーんv」
「その名で呼ぶな。馬鹿。」
「嫌いなの?」
「嫌いじゃない。むしろ好き。」
「じゃーなーんーでー?」
「黙れ馬鹿。」
「ってか俺の名前は馬鹿じゃないですー!!」
「はいはい。」
「アホ。」
前言撤回。
この馬鹿をどうにかしてくれれば、何が残っていてもイイ。
あ、タケちゃんたち戻ってきた!!
「ねぇねぇ。は本当にコレで足りるの?」
「足りる。」
「でも少なくね?」
「充分なの。ってかあんたらが食いすぎなの。」
「はくわなすぎ!!」
「これでいいの!食べ過ぎて吐くよりまし!!」
「自分で作るの?」
「うん。」
「今度食べに行っていい?」
「いいよ。タケちゃんなら大歓迎」
「じゃあ俺は今日行くから。」
「来るな馬鹿。」
「隼人が行くなら俺も行くから。」
「は?!竜も?」
「隼人と二人っきりは危ない。」
「なんで?」
「隼人だから。」
「よくわかんないんだけど。」
「えー!じゃあ俺も今日いく!!」
「うん。タケちゃんもおいで。」
「わーい♪」
タケちゃん可愛すぎ!!
「んじゃあ俺も!」
「俺も行く!!!」
「あんま多いと材料たんない。」
「え?!じゃあタケ、交代しようよ!はーにゃんでもいいよー!!」
「日向うざい。」
「今度は誘えよ。」
「いつかね。」
_____________________________
家路。
「じゃあココでな。」
「またね♪」
「またな、息子よ(笑)」
「じゃあにゃん♪」
「じゃあな。」
「ハニー行くか。」
「そうね、ダーリンv」
「キモ・・・」
「右に同じ。」
そして我が家(っていっても昨日から暮らし始めた家だけど)に向かいます。
ってか竜と隼人と歩幅が違いすぎる・・・。(早いの!)
「んで、三人は家に何しに来んの?」
「もちろん飯を頂きに。」
「帰れ。」
「やだ!」
「俺、の手料理食べたいなぁ。」
私は可愛い子の呟きとかに弱いの!(きゃー!)
かーわいーv(何)
「食べたら帰るんだよ?」
「「はーい」」
「わかった。」
「何食べたい?やっぱスーパー寄る。」
「ハンバーグ!!」
「オムライス!」
「なんでもいいし。」
「んじゃあ、オムライスで。」
「何で?!」
「タケちゃんが可愛いからに決まってるじゃん。」
「いつ決まったの?!」
「昔。」
スーパーで買い物して、家に行く。
荷物は竜。さりげなく優しい。
家の前、見たことがある人がいます。あれは・・・!
「?!」
「遅いよ?待ち疲れちゃった。」
「ごめんね!どうしたの?」
「母さんから預かり物。」
「あ、ありがとう。」
やっぱが一番可愛い!!好き!!!(超ブラコン)
じとー・・・・
「えっと・・・誰?」
「クラスメイト。」
「ふーん・・・姉がお世話になってます。」(にこり。)
「姉?!」
「あ、姉ごめん。」
「別にいいよ。二人にはとっくにばれてる。」
「やっぱりね。」
「何?」
「別に?」(にっこりv)
「そう?」
「うん。」
「兎に角寒いでしょ?中にはいろ?」
「「はーい。」」
「明るい人たちだね。」
「うん。」
とりあえず、中へ。
忘れてたけどタケちゃんに説明しなくちゃいけないんだ。
「姉、学ラン似合ってる。」
「あ、ありがとう。」
あんまうれしくないけどま、だからね♪
お姉ちゃんはが大好きだもん♪
可愛いな♪
って、タケちゃんに説明しなくちゃ!!
「あのね、落ち着いて聞いてね?」
「う、うん。」
「私ね、本名。元、白菊女学院、性別は女なのです。」
「!?」
「昼休みにね、竜と隼人にはばれちゃったんだけど、秘密にしててごめんね?でも他の人には言わないで欲しいんだ。」
「じゃあ、はって名前で本当は女の子?」
「うん。」
「うん!わかった!!ちょっと混乱したけど皆には秘密にするね!!」
「タケちゃん、ありがとう。」
タケちゃんはほんといい子だなぁ。
隼人とは大違い!!
もう離したくないぐらい可愛いなぁ。
「、あのね・・・そんなにくっ付いたらさ///」
「もしかして照れちゃってる?」
「そりゃ、照れるよ///」
「可愛い!!」
本当タケちゃんって可愛い!!大好き!!
そのころ、忘れられた三人は・・・。
「俺らのこと忘れてね?」
「忘れられてるだろうな。」
「姉は、昔から一つのことしか眼中にないからなぁ。」
「タケズルイ!!」
「隼人さんって面白いですね。(馬鹿で。)」
「いや、馬鹿なだけだろ。」
「でも、姉のことそろそろ止めないとですね。(武田さんもまんざらでもないようだし。)」
「だな。」
「姉、僕、用事終わったからかえるね?」
「え、帰っちゃうの?!」
「うん。だって姉、ずっと武田さんばっかりかまってるし、僕、居心地悪くて。」
「え、ご・・・ごめんね!!が一番好きよ!!」
「って男嫌いじゃねぇの?」
「弟は好きって言ってたじゃん。」
「ずーるーいー!」
に謝って夕食を作る。(タケちゃんオーダー♪)
なんかこの間に四人が話してたみたい。
どーせたいしたことじゃないだろうしどうでもいいけど。
____________________________
三十分経ちました。
「即席でごめんね、。」
「姉の料理は何でも上手くて俺は好きだよ。」
「本当にいい子に育ったね。お姉ちゃんとっても嬉しいよ。」
「あはは。姉着替えてきたら?さらしキツイでしょ?」
「あ、うん。そうする。」
私は着替えることにして奥へ。
そのころ三人は・・・
「ってすごい可愛いね!!」
「俺のだし。」
「いつから隼人のになったの!?」
「つーか拗ねんなよ。」
「うっさい!」
「(姉、昔から美人だから野郎に好かれるんだよね。しかも自分で気づいてないからなぁ。あほな虫が付かなきゃいいけど。)」
着替えが終わった。(早いでしょ?)
「オムライスどうだった?不味くなかった?」
「美味しかったよ。」
「ありがとう。大好き!!」
「僕も姉のこと大好きだよ。」(にっこりv)
つい癖で抱きついてしまった。
ま、いいよね?大好きなんだもん!!
「おいしかったよ!!」
「ありがとう。」
「今度家に作りにこいよ!!」
「は?なんで?」
「いいじゃん♪」
「今度ね。(いつかわかんないけど。)」
__________________________
数十分後は帰ってしまった。(寂しい!)
「確かご飯食べたら帰るんだよね?」
「あぁ。ごちそーさん。」
「おいしかったよ。」
「ご馳走様。」
「どーも。(ちょっと嬉しいかも)」
何か広い家に一人になるんだなあって思うとちょっと寂しくてさ。
不安にもなるんですよ。
「あのさ、これからもよろしくね・・・?」
「うん!!」
「もち♪」
「あぁ。」
「うん。また明日。気をつけてね。」
手を振って三人を送り出した。
こうして、転校初日は終わった。
NEXT
あとがき。
弟登場です。
プロローグにもでてきたんですけど、弟の性格わかっていただけたでしょうか?(ぇ
ちゃんとモデルちゃんがいまして、モデルちゃんはある少女漫画のV.B.Rのナガレ君って言うキャラがモデルさんです。
わかる方は、あー・・・って思ってくれれば嬉しいデス。
では。
タケちゃんにもばれちゃいましたねー。
この時点で卒業後の話の一部のみ頭にあります。(笑
おたのしみに(ぇ
瀬陰暗鬼