うざい一日もあと12時間になった。
始まりの日 2,秘密
「何でついてくんの?」
「ん?一緒に食べようと思って。」
「何で並ぶ必要があるの?」
「が可愛いから。」
「関係ないし。しかも可愛くないし。」
「メッチャあるし、普通に可愛いし。」
はぁ。
只今一人で静かに昼食をとろうと思って屋上に向かっていたはずですが、隼人がついてきました。(邪魔!)
「屋上で食うの?」
「静かなところがいいの。」
「ふーん。俺もいるけどね。」
「邪魔。」
「俺ね、3Dの頭なの。わかる?」
「関係ない。」
ガチャッ
「あれ?竜じゃん。なんでいんの?」
「二人目ですか。」
「ん?」
「竜、邪魔。どっか行って下パイ♪」
いや、邪魔なのはあなたです。
竜は静かなんで別に問題ないデス。
「何で?」
「俺、と飯食うの。」
「そんな約束してないから。竜は全然邪魔じゃないから気にしないで。」
「何それ!俺には駄目って言ったのに!!」
「当然でしょ。邪魔すぎだし。」
「酷い!!」
うざい隼人を無視して、一人で昼食をとる。
「それ、親がつくんの?」
「一人暮らしだから自分。人の話し聞いてなかったでしょ?」
「あぁ。」
「まぁ、別にいいけどね。」
「うまそうじゃん。」
「どーも。」
隼人が勝手に拗ねてるとき竜が話しかけてきた。
「あんたさ、女でしょ。」
「は?!」
「図星?」
「んなわけないじゃん。ココ男子校でしょ。」
「。」
はぁ!?
なんでこいつ、私の本名知ってるの!?
「な、なんで知ってるの!?」
「やっぱり女じゃん。」
「もしかしてはめたの?!」
「昔、写真でそっくりのやつ見たことあったし、それにって、確か、俺と同い年の娘はいるって聞いたこあったけど、息子は聞いたことなかったし。半分は勘だけどな。」
「パーティの写真とかね。小田切って言われたとき気付くべきだったわ。はぁ、私は女。名前も正解よ。とりあえず、ばれたらまずいの。他には言わないでほしい。」
「別に言わねぇよ。」
「ありがとう。」
「ね、って誰?は女なの?」
隼人が会話にはいって来ました。(え、バレた?!)
「盗み聞き?趣味悪っ。」
「俺の質問に答えて。」
「、大丈夫か?」
「大丈夫。竜に迷惑はかけないよ。(全然大丈夫じゃないよ!!)」
この二人には本当のことを言おう。
いつ、ボロがでるか分かんないし。
私の不注意だし。(不に落ちないけど。)
「隼人、竜、ちゃんと言います。俺、いや、私は本名。元白菊女子学院。性別は女。」
この他に隠し事はないわね。
やっぱ隠し事はよくないわね☆
「出来れば秘密にしてほしいです。」
「ばらさないし。メリットないしな。」
「ありがとう。」
「竜ずるい!俺もばらさないからね♪」
「うん。」
「冷たい反応・・・(涙)」
ばれたもんは仕方ないよね?
ごめんなさいお母様。
「ごちそうさまでした。」
「食うの早くね?」
「いや、隼人が喋ってて遅いだけだから。」
「さぁて、教室行きましょ。」
「♪」
「何?」
なんかじーっと見られてるんですけど。
「何よ?」
「やっぱ女にしか見えない!!かーわいいっv」
「あっそ。(女ですから。可愛いかどうかはしらないけど。)」
そして私達は教室に戻った。
戻った時久美ちゃんに遅いと叱られた。(隼人のせいだ!)
「よし!今日はプリントやるぞ!!周りと相談していいから必ず提出してください。」
『えー!!』
「“えー”じゃない!!」
『はーい』
プリントね。って何コレ!?
基礎問題なんですけど!!
「ヤンクミ、コレ基礎の問題なんですけど。」
『はぁ?!』
クラスみんなのはもりすごいねぇ。(うざい。)
「何?俺は本当のこと言っただけなんだけど?ってか普通この時期に基礎はないでしょ?」
「さーん?あなたはココになんで来たんですか?!」
日向(多分)が聞いてきた。お母さんの差し金だし。
「別にいいじゃん。」
「!あのね、ココわかんないから教えて欲しいなぁ。」
タケちゃん可愛い!!イイ!!
「何?ココ?」
「うん。」
「ここは、連立方程式と、不等式を利用するんだよ。」
「ありがと!!んじゃここも同じくしてやればいいんだよね?」
「そうだよ。」
「ありがとう!!」
タケちゃん(定着)可愛いよ!!!
って、いきなり隣の人に肩を叩かれた。
「竜?何?」
「答えあわせ。」
「ん、はい。合ってるかわかんないよ?」
「別に。」
「竜は勉強できるんだね。」
「あいいつらが出来なすぎだろ。それに、コレは出来るの範囲じゃないだろ。」
確かにあなたの言うとおりです。
ま、基礎の問題ができないって問題外だよね。
タケちゃんは意欲があるだけまだ救えそう。
「ギャー!隼人どうした?!」
いきなりツッチー(多分)が叫んだ。
「うざい。」
「隼人がね、死に掛けてんの!!」
「そのまま死なせておけば?」
「右に同じ。」
「酷いよー!!」
「黙れ、日向。」
「数式見たせいじゃない?」
「また知恵熱?」
「頭痛くなりそう。とりあえず、説明して。」
「隼人ね、数式とかをまともに見るといつもこうなるの。勉強が無理なんだよ。」
「わかった。とりあえず、馬鹿なんでしょ。」
「だな。」
竜って隼人のフォローしないんだよね。ま、フォローしきれないよね。
でも、隼人ってよく見ると可愛いかもって思うし、竜も可愛いと子あるし。(横顔とか/笑)
「マジで隼人は熱あんの?」
子供が熱を出したときみたく顔を近づけて手で熱を測る。
お母さんが良くやるやつね。
熱はないみたい。これ、意外とわかるんだよ。
「大丈夫。熱はない。」
「あのー・・・さん?」
「あ、隼人復活!」
「パワーだ!!」
「ナイスネーミングセンスだぜ!ハニー。」
「馬鹿。」
馬鹿はほおっておくのが一番です。
ってか、竜って突っ込みなんだ(笑)
もしかしたら気が合うかもね。
とりあえず、隼人だ。
「隼人?」
「さん。近いッス」
「何か問題でも?」
「ちゅーしそう・・・。」
「いっぺん死んだ方がいいみたい。」
心配して損した!!
馬鹿は風邪引かないんだった!!(なんとなく違う)
「酷い!!」
「一応心配したのに・・・。」
「大好き!!」
抱きつかれました。(あつくるしい!むさい!!)
「離れて。」
「いや。」
「嫌じゃなくて!!」
「やーだ。」
反抗するだび腕の力が強くなる。初めは肩だったのに、いつの間にか腕は腰に。(離せアホ!!)
「細ー!でもイイv(至福)」
「離れろよ。」
ベリッと隼人がはがれる音。
竜が助けてくれました。(いい人!!)
「、かまって。」
「隼人、うざい。」
「ッてかって頭いいよね♪」
「ありがとう。タケちゃんはとっても可愛いよv」
「ありがとー♪でもカッコイイがいいなぁ。も可愛いよ!!」
「ありがとう♪男嫌いだけど、タケちゃんは好きだよ。」
抱きついてやった。(何)
タケちゃんって弟みたいで本当可愛いv
「俺は拒否したのに!!」
「だって隼人可愛くないし。」
「男は可愛いよりかっこよくなきゃ駄目なんですー。」
「低レベル。」
「竜、テメェさっきから普通に喧嘩売ってんのかよ!?」
「隼人ウザイ。」
「ねぇ、何ではそんな頭いいの?3Dに来てくれたのは嬉しいけど・・・進路って大丈夫?」
タケちゃんはイイ子だなぁ。
「心配してくれてありがとう。でも大丈夫だよ♪俺はもう国立大学合格してるから。」
『国立大学?!』
綺麗なハモリだわ。このクラスのイイトコ?(うざいから違うわね。)
「、お前国立大学に行くのか?!」
「あ、うん。受かったし。」
「すごいな!」
「ありがとう。」
久美ちゃんってやっぱ可愛くて好き。
「頭いいんだな。」
「あ、ありがとう。」
ちょっと笑顔になったかも。嬉しかったし。
「「(可愛い・・・。)」」
こうして学校で過ごす今日一日が終わった。
正直ばれてほっとした。何か気が楽になった。
もう隼人と竜には嘘はつかないです。(怖い/笑)
って過去の二人には嘘付けません。(すぐばれそう)
NEXT
あとがき。
ばれちゃいました♪
あっはー♪
楽しいなあ。
やっぱごくせん大好きです。
相手がわかったでしょうか?
まぁ、この勢いで行っちゃいます♪
瀬陰暗鬼