その日の夜、私は急に母親に呼ばれた。
00.プロローグ
「はぁ?!」
「“はぁ?!”とは何よ。せっかくお母様が素晴らしいことを教えてあげたのに。」
「何が素晴らしいよ!最悪!!ってか教えてあげたんじゃなくて決定事項を伝えただけでしょ。」
「たかが男子校じゃない。」
「何故、女の私が男子校に行かなきゃいけないの?(男嫌いなのに!)」
「あら?きっとばれないわよ。」
「ばれるに決まってるでしょ!!」
母親は私にいきなり男子校に行けと言い出した。(私に死ねと?)
「何でわざわざ男子校に?(せめて共学でいいじゃない!)」
「大江戸一家の久美子ちゃんが勤めててね、理事長さんとお父さんが知り合いだったのよ。頼んだら即OKよ。」
「だから、関係ないでしょ?しかも女子がいない環境!(絶対嫌!)」
「ちゃんの男嫌いを治すために行かすのに女子がいたら意味ないでしょ?」
意味なくないよ!(多分)
「あっそ。私は絶対行かないから。」
「でもね、もう二校に話はついてるし、一人暮らしの場所も決まってるのよ。ね?いいでしょ?」
お母様、その年で「ね?」はないでしょ。(変だよ。)
そして、私がコレに弱いのも事実で・・・。
「姉?男子校に行くの?」
「!お母さんを止めて?」
「僕、姉の学ラン姿みたいなぁ。」
「え?!」
私は弟に弱いです!(そりゃあもう!)
可愛いなー・・・・じゃなくて!うぅ・・・・。(涙)
もう、どうせ今自由登校だし、しかも来るなって言われてるし、(進路決まってるから)久美ちゃんにも会いたいような気がするし、やけになってやる!!
「仕方ない。わかったわよ。」
私が言ったとたんお母さんは笑顔になった。
「良かったわvお父さんは反対でね、でもちゃんはちゃんに弱いから絶対OKだって思ってたのよv」
要するに・・・またなのね、はぁ。(涙)
「また私のことはめたんでしょ?」
「「もちろん。」」
この悪魔ドモ!!(は可愛いけど!)
それはともかく、明日から男子校に通うことになりました。(涙)
「あ、ちゃん、とりあえず偽名で明日からだから。」
本当最悪。
、明日からになります。
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あとがき
始まりました。
ごくせんの連載です。
意外とギャグ風味でいこうと思ってます。
お相手は多分すぐわかると思います。
はい。
では、楽しんでください。