アイスと彼女どっちが甘い?



Sweet Love



「博貴、邪魔。」

「なんで!?」

「だって邪魔だもん。」

「酷いわー。」

「ってかさ、九月なのになんでこんなに熱いの?!」

「知らん。」

「じゃあ教えてあげましょー。博貴がいるからでーす。」

「なんで!?」

「うっとおしい。」

「酷いって!」


今私にべたべたしている邪魔な奴は彼氏の内博貴です。
暑苦しい奴です。
出来ればどっかに消えて欲しいなぁ。とか思ってます。


「あ、。ちょっとアイス買ってくるわ!!」

「迷子にならないようにねー。」

「うん!!」


たまに犬?とか思う気がします。
可愛いなぁーっとか思っちゃう。好きだからなせる技だわ。
私って甘い?


?」

「おかえり。」

「チョコとなーバニラとなー苺となー林檎となー」


嬉しそうにアイスを出す博貴。
本当にこの子20になるの?
ってか、二人なのにそんなに買ってきてどうするのかしら。


?」

「ん?家にかえろっか。そんなにいっぱい一度に食べれないから溶けちゃうよ。」

「せやな♪」




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「ただいま。」

「なんやねん、内も一緒か。」

「お兄ちゃん、帰ってたの?」

「おん。」

「久しぶり!!!」

「おん。」


私のお兄ちゃん、錦戸亮です。
かっこいいでしょ?


「で、なんやねん。内は。」

「あ、博貴がアイス買ってくれたの。食べる?」

「おん。」

「何味?」

「甘くない奴。」

「じゃあミントね♪はい。」

「さんきゅ。」


博貴が拗ねてるけどココは無視の方向で。


「内、お前邪魔やな。」

「でしょ?私もさっきからそう思ってんの。」

「ってか標準語うまなったなぁ。」

「ありがとう。」


博貴が拗ねてる。
いい加減かわいそうになってきた(笑)


「博貴?」

「亮ちゃんのシスコン!!」

「あ?」

「博貴、お兄ちゃんはシスコンじゃないわ。ってか、ほら、溶けちゃうよ。苺食べなー。」

「うん。」


ぐすぐすしながら苺アイスを食べてるよ。(アホやな。)


は何食べてん?」

「んー、バニラ。」

「ちょーだい。」

「んー・・・」

、こんなやつにあげんでええで。」

「お兄ちゃん、忘れたの?今日は、アホな博貴の二十歳の誕生日ですよ?流石にそれくらいしてあげましょうよ。」

「せやな。」

「でしょう。また拗ねるし。」

「せやな。」

「今日の優しい・・・。」

「何か文句あんの?」

「アイスより甘いんとちゃう?」

「お兄ちゃんまで!」


私が甘いのは変ですか?


「どーせプレゼント忘れたから機嫌取りやろうけど。」


お兄様、どこまでお見通しですか!?


「え、?」

「博貴。誕生日プレゼントは、1日一緒にいてあげる券でいい?」

「ホンマ?」

「もちろん。」

「全然ええよ!嬉しい!!」

「ほんとー?うれしー♪」

がくれたアイスも甘いしなぁ。」


上手く誤魔化せた。(笑)
とりあえず、お兄様が余計なこといわないうちに退散しよっと。


「博貴、あのさ、見せたいものがあるの。私の部屋来てv」

「もちろん行くわー♪」


可愛い生き物だ。(笑)


「あ、忘れてたけど博貴。誕生日おめでとう。」

「おおきにv」


私は今日思いました。
一番甘いのは、私でも、アイスでもなくて博貴だと思います。






Happy birthday Hiroki Uchi 9.10 20years.










あとがき。

博貴誕生日おめでとう。
早期復帰を祈ってます。
以上。

なーんて。
ごたごたな文章で甘々が書きたくてこんな作品に。
主人公は亮、錦戸の妹です。(笑)
標準語です。
関西弁苦手で。。。(関ジャニを書く確立が少ないのはこのため。
あっははー。
では。

瀬陰暗鬼