寒くなりました。
元気ですか?
木が枯れゆく季節に
昨年のこの時期
一通の手紙が届いた。
内容は来年(つまり今年)に愛に来ると言う。
俺はその手紙が届いた時からずっと待っている。
______________________
「聖、ジューじゃんしよ?」
「おー・・・。」
「元気ないね?疲れてる?」
「平気さ!!」
「京都と東京を行き来してるもんなー。」
「楽しくてしょうがない(笑)」
仕事は楽しいんだ。
すごくすごく楽しいんだ。
「聖、おーい。」
「かーめーちゃーん(涙)」
「うわ!どうしたんだよ!!」
「俺彼女に捨てられちゃったかも!!」
「え!?お前彼女いたの!?」
「うん。」
そりゃ、三年会ってないけどさ!!(うわーん。)
「あ、亀梨さーん。田中さーん。」
「どうしたの?」
「ん?」
綾瀬さんが来た。(実はひと恋の撮影中。)
「隣のスタジオにね、すっごい美人な人がいるの!!」
「へー。」
「見に行こうよ!!」
「聖、行くぞー!元気出せ!!」
「かーめちゃーん(涙)」
_______________________
「ね、美人!!」
「「いや、こっからじゃ見えないし!!」」
茶髪のロングウェーブ。
可愛い人だ。
それに・・・。
すごく、すごく似てる。
似てるんだ。
『じゃあ休憩!』
あ、休憩だって。
話すチャンスじゃね?亀ちゃん。(笑)
「話しかけにいく?」
「行こう行こう!!」
「え、ちょ・・・」
ズダダーン!!
「!?」
「あ、ごめんなさーい。」
「うーわー可愛いし!!」
「あ、ありがとう。・・・・って、嘘!!坊主にしちゃったの!?私の知らないうちにぃ・・・。」
「「坊主!?」」
可愛い人の正体はやっぱり三年間思い続けてた彼女でした。
「久しぶり。聖だよね?」
「うん。だよね?」
「うん。なんでここに?」
「隣でドラマの撮影。」
「そっか。会えて良かったなー。聖は今忙しいっておばさんが言ってたから。今日は聖の誕生日でしょ?お家にねさっきプレゼントを置いてきちゃったから今はないの。後で見てね。」
「うん。いつまで日本にいるの?」
「うーん・・・三年はいるよ。海外には時々行くけどね。」
三年・・・ずっと一緒にいたい。
「聖、またゆっくり会いたいな。」
「うん。連絡する。」
「うん。」
亀とか綾瀬さんとかがいるけどお構いなし。
抱きしめた。
「こ、聖!?(ひゃー!!)」
「大好きだよ。」
「///うん。」
木が枯れる季節。
君が戻ってきました。
HAPPYBIRTHDAY KOKI TANAKA. 21years old.
あとがき
とりあえずエセかなあ。
こうきになってなかたかも。
では。
瀬陰暗鬼