子供って笑われるかもしれないけれど・・・私はずっと信じているのです。



Santa ClausChristmas magic




ちゃん♪かえろっ!!」

「うん。今日さ本屋行きたいんだけどいい?」

「いいよー。全然OKっ!!」

「よかったー。」

「行こー♪」


もうすぐクリスマスですね。
商店街全体がクリスマス用に飾られていてとても綺麗。
すごく綺麗!!だってキラキラしてるんだもん。トキメキマス!!

タケちゃんはお友達です。隼人君や竜君も中学からのお友達です。
4人そろって同じ中学卒業して同じ高校行きたかったんだけど・・・皆男子校行くって言うんだもん。
せめて近くにいたいなーって思って桃女に通ってます。黒銀のお向かいさんなんだよ!!
最近・・・タケちゃんと二人でいると小動物コンビって隼人君や竜君に言われます。
でもさー・・・・私はチョット小さいだけだもん。ちゃんと150は身長あるしー・・・・(152cm)
あと・・・隼人君や竜君と二人で歩かないようにしてます。
だって小さいのがより目立つんだもの!!タケちゃんがちょうどいいの!!


― in 本屋 ―


「何の本買うの?」

「クリスマスケーキの本v」

「作るの?!」

「うん♪」

「食べたい!!」

「じゃぁみんなでイブの日に食べに来て?」

「うん♪行く行くー♪楽しみー♪」


タケちゃんとはすごく気が合います。
タケちゃんってね、女の子から見てもすごく可愛いのv羨ましい!!


「お母さん!!この本かってー!!ほしいのー!!」

「サンタさんにお願いしましょうね。」

「サンタさんこの本くれるかなぁ?」

「いい子にしてたらね?」

「じゃぁ僕いい子にしてるー!!」

「じゃぁ帰りましょうね。」

「うん!!」


こんな会話が聞こえてきた。
すごく懐かしい。
昔は私もこんなことあったなぁ・・・・


ちゃん終わった?」

「うん♪終わったよ。」

「んじゃ帰ろ!!」

「うん。」


歩きながら考えた。
この話・・・タケちゃんにしようかな・・・笑うかな・・・笑うよね・・・。


「ねぇ・・・タケちゃん。」

「ん?何々?」

「あのね・・・サンタクロースって居ると思う?」

「ぇ?!」

「あのねっ・・・本屋で親子が話してたから・・・」

「そうなんだー。いきなり聞くから吃驚しちゃった。俺はねー居ると思うよ!!」

「ぇ?」


予想外の答えで吃驚してしまった。


「だって・・・サンタさんってよいこのところに来るんでしょ?だから俺のトコには来ないんだ。悪い子だからね☆」

「・・・そっか・・・私もサンタさんはいると思うの!!皆笑うけどね・・・」

「なんで笑うんだろうね・・・可笑しいよね!!」

「うん!!そうだよね!!」

「あ!!サンタさんってすごいと思わない?」

「思う!!」

「だよねー♪ソリ乗って空飛んでさー。」

「うんうん。プレゼントポーンってやると自然に家につくの!!」

「すごいよねっ!!マジシャンみたいだよねー!!」

「そうそう!!マジシャンみたい!!」

「クリスマス限定サンタマジック!!みたいな?」

「そうそう!!そんな感じ!!限定サンタマジック!!」

「いいよねー♪」


タケちゃんとこの後サンタクロースの話で盛り上がった。
すごくスゴーく楽しかったv

次の日・・・
隼人君たちに昨日話したこの話を話した。


「サンタ?」

「うん!!」

「いねぇ。」

「あぁ・・・いないと思う。」

「いるもん・・・・」

は居ると思ってんの?かわいーv」

「いるんだってばー!!ねッ!!タケちゃん」

「居るよー!!絶対!!ねッ!!ちゃん♪」

「うん。いるよねーv」

「ねーv」

「「(小動物・・・・)」」



皆サンタクロースはいないって言うけど私達は信じています!!
サンタクロースは絶対居ます!!
だからね・・・いい子にしてるから来てね☆サンタさん♪





〜 Merry Christmas 〜










あとがき

はい。
ここまで読んでくれてアリガトウデス。
タケ・・・可愛いよね。
ネタがなかなか無くてなかなかかけなかった一品です。
しかも短い・・・
でも個人的には好きです。
タケって絶対可愛いと思うんです。(笑
ってか初タケ夢です。
では・・・ここまでお付き合いいただき光栄です。
失礼します。


瀬陰暗鬼