お姐さんはどこの人?
今日は久しぶりのKAT-TUN全員での仕事だ。
最近みんな個別に忙しいから、6人全員が集まれること少ないしすごい懐かしい気がした。
デビューって事もありでこれからは6人での活動が多くなるんだろうな・・・+個人だからもっと大変だね。
そんな中、仁が口を開いた。
「ねぇ、亀。社長から連絡あったんだって?」
「まじで?!社長なんて言ってたの?」
仁の一言に繋がるように中丸も口を開く。
こいつ等喋りだすととまんないんだよね・・・。
ちなみに連絡があったのは俺が病院に行った日の二日後。(一話参照)
社長から直々に電話が来たの。
「最近は忙しいから体には気をつけろって。]
「そんだけ?!」
「んで、今日、社長の知り合いに医者がいるから、その人が健康診断に来てくれるんだってさ。」
「うわ!面倒だ!!」
「聖は、面倒だってだけだけど俺はこの前受けたばっかなのにまたなんだよ?」
「なら、亀ちゃんよりましだ。」(笑
「でしょ。」
そうなんです。
俺、この前健康診断行っちゃったんだよね。(涙
ソレこそ何度も何度も・・・面倒だ。
「医者ねぇ・・・俺会いたい医者がいるんだよね。」
仁が再び口を開く。
「仁、医者に知り合いなんていたの?」
「どんな人?」
「すっげー美人で可愛く笑う人。」
「仁はその人とどこであったの?」
「花屋だけど?」
「ふーん。」
「聞いておいてその反応かよ!!」
「あはは。」
「俺も会いたい医者がいる。」
めったに自分から話さない上田が口を開いた。
「ぇ?!どんな人?」
上田がわざわざ話すってことは相当話したいみたいだし・・・
まぁ、いつも一言で終わるけど・・・。
「美人で可愛く笑う人。でも不思議な人。」
「最初の部分は仁と一緒だね。」
「だな。」
上田と仁・・・
別々の人に会ったのかな・・・?
それとも同じ人?
「俺もゲーム屋で可愛く笑う美人な人に会ったよ。患者さんって言ってたから医者かもしれない。」
「俺、よく公園で美人で綺麗系で、可愛い人に会うよ。」
それぞれが美人で可愛い笑顔の人を思い浮かべて言った。
そういえば・・・俺が診断してもらえなかった医者も美人で笑顔が可愛かったなぁ。
「それって・・・さん?」
「「「「「は?」」」」」
「いや・・・俺もそんな感じの医者に会って名詞を落としていったんだけどその名詞の名前のとこにって・・・。」
「中丸!それって○○病院?!」
「うん。」
○○病院の先生は俺が診断受けられなかった先生。
ちゃんって婦長さんに言われてたし。
「へ?○○病院・・・もしかしたら俺の言ってる医者もその病院の人かも・・・。」
「本当に?」
「うん。」
「じゃぁ、俺が言ってる公園でよく会う人と一緒だ!」
「俺が会った医者もちゃんって呼ばれてた。」
なんか全員の言ってることが一緒だ。
やっぱ同一人物のこと話してたんだね。
ガチャ・・・
扉が開く音がした。
「あのー・・・ここ、KAT-TUNの楽屋ですよね?」
先生だ!!
「先生ですよね?!」
「あ!この前の・・・亀梨君だよね?」
「はい!」
すっげー会いたかったんだ。
あえて嬉しい!!
「あ、それに花屋の・・・」
「よ、あんたって言うんだ?」
「あ、うん。あなたは?」
「赤西仁。」
「赤西君・・・またあえて嬉しい。先日はありがとう。」
「いえいえ。」
まさか、ジャニさんの知り合いの医者が先生だとは思わなかった。
「それに、ゲーム屋で親切にしてくれた人にアクセサリーショップでコレをプレゼントしてくれた人に、服屋でぶつかった人に聖君?」
聖だけ名前で呼ばれてる・・・ずるい。
「先生!俺のことも名前で呼んでv」
「え?!えっと・・・和也君?」
「セーカイ♪」
「俺のことも仁でよろしくv」
結局先生の診察が終わった後に質問タイムになった。
「彼氏はいますカー?」
「いません。」
「本当?!」
「はい。」
「俺立候補するー!!」
「ごめんなさい。」
いきなり仁撃沈。
「ごめんなさい!仁君が駄目なんじゃなくて・・・ジャニーさんにくれぐれもファンにならないようにって言われたの。ごめんなさい。」
一番の障害は社長でした。
でも、なんか楽しい一週間でした。
素敵なお姐さんは医者だったんです。
すごいよねー。
きっといつかお姐さんを俺がおとすからね!!
「いや、亀、ソレ俺の仕事。」
「違うって!俺だって好きだもん。」
END
手抜きじゃありません。
はい。
兎に角こんなに遅れて申し訳ないデス。
では、ここで。
バイバイキーン。
読んでくださりありがとうございました。
瀬陰暗鬼