今日は、日向が学校に来ていなかった。
それぞれの進む道 02.日向浩介
「おはよう!!ハイ、静かに〜今日は・・・」
誰も聞いてないよ。久美ちゃん。(笑)
「日向は休みか。」
今やっと話がチャント聞こえた。(笑)
「あいつ、仕事してんだろ?」
「昼間もか?」
「何かアイツ、最近金回りもいいらしいから。」
「家にも帰ってねぇみたいなんだ。」
「本当か?」
「あぁ。」
「夜の仕事って言ってたけど、何やってんだか。」
「まさか、アイツ、ヤベェ凌ぎに足突っ込んでんじゃないだろうな。」
『凌ぎ!?』
「馬鹿。」
「自分で、墓穴掘ってるよ。」
「凌ぎを削ってべ、勉学に励もう!!」
「苦しいね。(そりゃあもう!)」
「あぁ。」
_________
放課後
「今日、どこ行く?」
「ん?俺はパス。じゃあね。」
「えー!!」
走ってみんなの下を去った。
タケちゃんの可愛い声が叫んでたけど気にしない。
実は勉強したかっただけなんです。
白菊のテストをすっかり忘れてたの。
明日は学校休みます。(だってやばいんだもん。卒業できないのは嫌。)
そして、10時ごろ、タケちゃんからむかつくー!!っていうメールが来た。(うっすら笑った。)
内容を見たら怒るのも無理ないと思った。
__________
次の日
昨日の通り、学校を休んだ。
でも、徹夜してしまった。
眠いよ・・・。(すごく)
夜、買い物に行こうと家を出た矢先、走ってる久美ちゃんを見つけた。
皆も一緒だった。(何してんの!?)
「どうかしたか?」
「日向が!」
全てきいた。
何馬鹿やってんだか!!
_________
数分後
「ソイツから離れな!!」
日向のトコに着いた。
「ヤンクミ・・・。」
「山口先生・・・。」
「これはこれは可愛い学校の先生」
うわ、コイツの喋り方ムカツク!それよりおばさん、かわいそうに。(基本女の人の見方)
私は日向のお母さんのトコへ行った。
「大丈夫ですか?」
「えぇ。」
「よかったです。」
「あなたは?」
「日向のクラスメイトです。」
「そう、浩介を宜しくね。」
「はい。」
この間に久美ちゃんが歯向かって来るやつをみんな倒してた。
ありがたい一言と付きで。(聞いてなかった!!)
『日向!!』
私は日向のお母さんの背中を一押しして竜の元へ
「竜、ちょっと肩貸して。」
「ん?」
「実は徹夜明けだったり。」
「わかった。」
私は日向が久美ちゃんの説教を請けてる間寝てました。(ごめんなさい。)
もう、ギブアップだったんです。(それに、竜は暖かいんだもん!!)
でも竜と日向がお母さんと一緒に帰る時、起こしてくれた。(ありがとう。)
「ごめん、ありがとう。」
「別に。」
本当竜に感謝。
ありがとう。
「日向!!明日学校でな。」
「遅刻すんなよ。」
「チャント来いよ!!」
「待ってるからさ。」
「・・・。」
「あんたのことはあんま好きじゃなけど、いないと寂しいからさ。」
そういって日向と別れた。
久美ちゃんがそのあと、「いいもんだよな、親って」と呟いた。
確に、いいよね。って思った。(私はこのあとテスト勉強だ。)
NEXT
あとがき
短い。
半分くらい違うんじゃないかと思うよな動き。
すごく、短い気がするけど、スルーで。
瀬陰暗鬼