「ねぇ、エンツィオ。ディーノ、何がほしいと思う?」

「だーから、のしょ「死ネ。」










It's a small world.










「死ねって・・・」

「へなちょこディーノに私の処女はあげられないって言ってるでしょ!」

「へなちょこじゃねーって。」

「ロマーリオさぁん!ヘルプミー!!!」

「ロマーリオ、来なくていいからな!!!」





ハネウマディーノ、へなちょこでぃーの。

私は同一人物だなんて・・・詐欺だと思うんだよね。





「ねぇ、ディーノ。マフィアなんて辞めてさ、隠居生活しようよ。」

「それ、9代目には言うなよ。」





私のパパはボンゴレっていうマフィアの9代目ボス(らしい)。
ディーノはキャバッローネってマフィアのボス。





「別にパパは気にしてないわよ。だって、私がマフィアのこと嫌ってること、知ってるもの。」





私とパパは血が繋がってない。





「パパは好きよ。ディーノも好き。でも、それとマフィアは別なの。」





私の生みの親はマフィアに殺された。
だから、マフィアは嫌い。

でも・・・パパは好き。
だって、私のパパになってくれたんだもの。





「ディーノ、来年も一緒にいたい。」

?」

「ディーノが死んで・・・マフィア間の抗争で死んで、もう会えなくなっちゃうのが嫌なの。」





せっかくの誕生日に言うことじゃないのはわかってるけど。





・・・よし!結婚しよう!!!」





結婚・・・?





「な、何よ、いきなり!!!」

「何かそっちの方が、死なない気がする。」

「・・・馬鹿・・・」





お兄ちゃんに殺されちゃえ。って言ったら、マジでそうなりそうだからやめてくれ。と、言われた。





「ディーノ・・・誕生日、おめでと。」

「じゃあしょ「あげない!!!」





でも・・・





「キスならあげるわ。」





もう一度おめでとうと言って、深く口付けた。





「パパとお兄ちゃんの説得、がんばってね。」

「そうだな。」









おわれ。




反省文。

あまったるい・・・。
かゆいぞ、かゆーい!!
ディーノ、誕生日おめでとう。

瀬陰暗鬼。