誰よりも大好きな人、ずっとずっと一緒にいたいんだ。



このを離したくない


「むー・・・。」


21歳。
只今悩んでます。
理由?明日が彼氏の誕生日だからです。
普通の人ならOKなんですよ。
「君がくれる物ならなんでも嬉しいよ。」的な人ならバンバンザイですよ。
問題は我儘大王+甘えんぼ+スケベ(コレ重要ね!)な彼、今が旬(らしい)のKAT-TUNのA赤西仁なのです。
もうすぐ七夕だなぁ・・・とか思ってたらその前に重大イベントの彼の誕生日を実は忘れていたのです。


「むー・・・手作り・・・無理。手料理・・・ベタすぎる。何か買う・・・金欠(それに何か文句言われそう)。」


思い浮かぶものはどれも厳しいです。
あのスケベなら「プレゼントはわ・た・しv」とかがある意味一番喜ぶんだろうけど、こんなの一番無理!!絶対無理!!!


「むー・・・。」


脳をフルに活用させて悩んでるのに何も浮かばない(涙)
私ってこんなに馬鹿だったっけ・・・?いや、仁より馬鹿じゃないはず!!
ってか悩んでも全然でてこないなら、誰かに聞けばいいんだ!!
誰かに聞こうかなぁ・・・とりあえずKAT-TUNだね。
和也くんと聖くんはドラマで忙しいだろうし、竜也くんは・・・適格なアドバイスをくれない気がする。雄一くんは、仁が中丸には絶対連絡しちゃ駄目!!って言ってたし・・・。(何故かは知らないけど。)淳之介くんは仁と相性悪いからなぁ・・・。もう!KAT-TUNって役に立たない!!(酷)
あぁっ!!一人忘れてたわ!!ぴぃちゃんこと智久くん!!ドラマも終わってるし、連絡しても大丈夫だよね!やっぱぴぃちゃんだわっ♪


Pi・・・Pirururu・・・


『はい。ちゃんどうしたの?』

「智久くん・・・実はね・・・」


やっぱぴぃちゃん役に立つわ!!
大好き!!


『うーん・・・仁はちゃんがくれるものならなんでも喜ぶんじゃないかな?』

「そうかなぁ・・・仁我儘だから。」

『大丈夫だよ。』

「うん。頑張ってみるよ。」

ちゃんのおめでとうって気持ちを込めれば大丈夫だよ。』

「智久くんありがとう。助かったよ。」

『いえいえ。』

「それじゃあ、今度お礼するね!!」


Pi・・・


もーぴぃちゃん大好き!!さぁーって頑張りますか。



―――――――――




三時間経ちました。
結局料理にしちゃった。
作り過ぎたかなぁ・・・。って、プレゼント忘れてた(汗)
もう、知らない!なんとかなる!!

あ、仁、今日遅くなるって言ってたなぁ。
早く帰ってこないかなぁ・・・。




―――――――――




pm11:50


ガチャ・・・。


「ただいまー。」

「仁、おかえり。遅かったね。本当。」

「田口がしくったり、亀が来るの遅かったり、聖が途中で消えたり大変だったし。まぁ、それより、おかえりのちゅうして?」

「嫌。」

「むー・・・ってスゲー!!」

「ちょっと頑張っちゃった。」

「(きゅんv)お礼のちゅうしてもいい?」

「駄目。」


ったく、帰ってきてなんどちゅうって言ってんのよ!!
キス魔め・・・。
あ、いつのまにかあと5分だし。緊張してきた!!


「たべていーいー?」

「あ、うん。いいよ。」


ってか、よくこんな夜(深夜)にガツガツ食べられるのかしら。


何か変。」

「え!?そんなことないよ!!」

「そう?だってごちそうだし。」

「たまたま作りすぎただけだから。」


なんでこの人はこういう時だけ勘が働くの!?
ある意味怖いよ!!
あ、あと20秒。・・・10秒・・・5、4、3、2、1・・・


「仁。」

「ん?」

「Happy birthday.」


はぁ、言えた(笑)


「え、あ!0時!?俺誕生日だ・・・。」

「気付いてなかったの!?」

「うん。忘れてた。」

「やっぱ馬鹿だね(笑)」

「プレゼントあんの!?」

・・・。そんな目を輝かせないで下さい。


「仁、こっち向いて。」

「ん?」


ちゅっv


「えっと・・・プレゼントはこれでいいですか?」

「・・・大好き!!」
「くっついてないで早く食べなさい!!」


もー。
やっぱ、恥ずかしいです。
ってか、プレゼント用意し忘れたこと気付いてない?結果オーライ?でも恥ずかしい・・・。
自分からするもんじゃないわ。


「ん、もへゃひへひゃひゅふっへはひへへひゃひゃい?」(訳:もしかしてからするってはじめてじゃない?)

「口にものが入っているときは喋らないの!!」

「ひゃい。」(訳:はい。)


だって口にものが入ってても何言ってるか分かるから恥ずかしいんだもん!!


「ごちそうさまでした。」
「え、もう食べたの!?」
「うんv」


早いなぁ、とか感心してたら仁にお姫様だっこをされた。なんで!?


「仁、何すんの?」

「えー、ヤろうよ。」

「ヤりません。後片付けするんだから!!」

「むー・・・。」

「むー・・・じゃないの。(可愛いけど!!)」

「じゃあ、終わったら「ヤりません!!」

「えー・・・。」

「えー・・・じゃないの。(可愛いけど!)あ、先にシャワー浴びて寝ていいよ。私は片付けをして、シャワー浴びて寝るから。」

「ん、じゃあ先にシャワー浴びてくる。」


おとなしくシャワー浴びに行ったし、私は片付けよっと。




―――――――――




、あがった。」

「あーうん。寝てていいよ?片付け、もう少しかかるから。」

「うーん・・・TV見て待ってる。」

「そう?眠くなったら寝てね。」

「ん。」




―――――――――




「仁、私シャワー浴びてくるね。」

「んー。」

「眠いなら寝てよ?」


「ん・・・。」


もう、すごく眠そうじゃない・・・。
寝ればいいのに。
あ、でもあそこで寝られるのは困るなぁ。運べないし。とか余計なことを考えながらシャワーを浴びていた。




―――――――――




「あー気持ちよかったぁ・・・。」


あ、TVついてる。
起きてんのかな・・・?


「じ・・・って、寝てるし。」


やっぱ予想通り寝てました。(チーン)
運べないからタオルケット持ってこなくちゃ。
もー・・・本来なら叩き起こすけど、今日は特別。
しかも寝顔が可愛いし。
これは秘密ね。




―――――――――




ふわっ・・・


タオルケットは意外に重かったです。


「ん・・・?」

「あ、起こしちゃった?」
「平気」

「ベッド行く?ここで寝る?」

「ん、ここ。」

「んじゃあ、おやすみ。」

ガシッ!


仁に捕まりました。
腕痛い・・・。


「仁?」

「一緒に・・・。」


そう言って抱き締められた。
ちょっとだけ心地好かったからさっきの腕の痛みとか気にしないでされるがまま一緒にいようと思った。


「ねぇ、なんでパジャマ着てんの?」

「寝る前だもん。」

「バスタオル・・・。」

「もー、馬鹿!スケベ!!」


さっきの心地好さは何処にいったんでしょう。
こいつはただのスケベです。
そんなの私が一番良く知っています。


・・・」

「何?」

「大好き。来年も、そん次もちゃんと一緒にいて祝ってね。」

「仁が浮気しなかったらね(笑)」

「しねぇよ。」

「じゃあ、ずっと一緒にいてあげる。」

「ん・・・。」

「寝なよ。疲れてるんでしょ?」

「ん・・・。」

「仕方ないから今日はここにいるから。」

「ん・・・。」


寝るの早いなぁ。(笑)
おやすみ三秒だからね。(笑)
本当にこの人は同年代か、って聞きたくなるよ。
可愛いけど(笑)

でもさ、こんなやつだけど大好きなんだ。
すごく大好きなんだ。
だから、今抱き締められてるこの手を離したくない。
ずっと、ずっと・・・。







Happy birthday,Jin Akanishi,22 years old.







あとがき

赤西仁誕生日おめでとう!!
22歳おめでとう!!
いや、もうね、打ち込み作業が一番嫌いだよ。
文章をかくのはすぐいけますわ(笑)
これは多分テスト前に授業中にでも書いたんですねぇ。
あははー。
とりあえず仁を可愛く、そして、夢主を可愛く、KAT-TUNとぴぃちゃんをと思ってやりました(笑)
楽しんで頂けたでしょうか?
感想がh(以下略
では。ここで。
ありがとうございました。