中学のとき、私はこんな話を聞いた。



子供の頃、小さい子がよくある遊びに“かごめかごめ”というものがある。

実はそれは天狗が特別霊力が高い弧を見つけ、その子を鬼に献上するためにやる儀式で、遊びのメンバーの中に必ず狐や狸が混じっているという話だ。(その狐や狸を当てた子が霊力が高いらしい。)
鬼に献上された子は喰われてしまうと。



この話を、彼氏にしてみた。





「オオオ、オレっ、これからかごめかごめやってる子を見たら止める!ゲンミツに止める!!」

「いや・・・迷信だからね・・・?」

「怖い、怖いー!!!オレ、今日はもう一人で寝られねー!!!」

「いや、平気でしょ!?」





そんなに怖いなら太郎(犬)と寝ればいいじゃないか。
それか、花子(猫)。





「悠くーん。いいかげん机の下からでよーねぇ?」

「むりむりむりっ!!」

「そろそろまりあさんに怒られるよー?」

「だってぇ・・・」

「ほら、行くよ。仕方ないから一緒に行ってあげよう。」

「まじ!?」





うわっ、げんきんな子だ。





「なぁ、。」

「何?」

「オレ、が鬼に喰われなくてよかった!!!」

「何それ。」





















「今日、一緒に寝ようよ!」

「何でだ!」








―fin.










あとがき。

スランプ中の一品。
ネタがなくても書いてしまうのはもう、妄想中毒なきがする。(ぇ
正直、これ、めちゃくちゃだな。
起承転結もありゃしない。
ちなみにかごめかごめの話は暗鬼がなんかのTV(アニメや漫画じゃないよ!)で聞いた話を少しいじったものです。
正確じゃないので、あしからず。

瀬陰暗鬼。