035.失敗
カチャーン・・・
「・・・(汗)」
どうも、こんばんは。
只今ピンチ☆なです。
何故ピンチ☆かって?
聞く?聞いちゃう?
某ジャニーズ事務所、所属、関西お笑いグループ&報道組所属の錦戸亮様(イエロー893)のマグカップを割りました。
しかも、めっちゃくちゃお気に入りの。
謝らなくちゃな・・・(汗)
怖いな・・・(大汗)
ピキーン!!
そっか、隠しておけばいいんだ!!
あったまいー♪
カチャ・・・
ヤベ、帰ってきたよ!!
「お帰り、お風呂にする?ご飯にする?」
それとも私?はない方向で。
「がええ。」
ちょっと待てい!!
選択肢に入れてないですことよ!!
「ソレはだめ。どっち?」
「・・・汗かいとるから風呂。」
「うん。タオル用意しとくね。」
「おん。」
ラッキー!!
お風呂入った?入ったね!?
よし、マッハで片そう。
幸運にも明日は燃えないゴミの日!!
んで、錦戸様こと亮はオフ!
買い物に引き連れて、マグカップをお揃いで買おう。
完璧な作戦だ!!
「何やってんねん。」
「え、もうあがったの!?早いね!!」
危ない、ばれるとこだった・・・。
「血・・・」
「へ!?」
あー・・・瀬戸物でも切れるんだ・・・。(汗)
「なんで?」
「う、うっかりしてたからなあ・・・。」
亮って鋭いのね・・・平常心、平常心・・・。
「紅茶・・・アイスティー飲みたい。」
「え、あっ、うん。」
アイスティーはガラスのコップよねー♪
「やっぱコーヒー。」
「え、あ、うん。」
コーヒーって・・・マグカップですよね!?(大ピンチ☆)
「はい。」
うわ、不機嫌オーラがでた!!
「いつものは?」
「食器乾燥機の中だけど?」
「動いてないやん。」
ばれた。
こりゃ、ばれた。
「どうしたん?怒らんから言うてみ?」
その微笑に優しさはありませんね。(汗)
「。」
「っ・・・ごめんなさい。割りました。」
そうだ。
初めから亮に隠せるわけなかったんだ。
「指の怪我はソレやんな?」
「はい。多分・・・。」
大きなため息をついて私を引き寄せた。
「亮?」
「隠す必要ないやん。」
「だって、私の失敗じゃん。大切にしてたカップでしょ?」
「別に割れてもうたんやから仕方ないやん。形あるもんはいつか壊れるって言うやろ?」
あ、そっか。
亮が不機嫌になったのはきっと・・・。
「こそこそされる方がむかつくわ。」
「ごめんなさい。」
良しって言って頭をなでられた。
「明日、新しいのかいに行こうか。」
「うん!久々のデート!!」
一ヶ月ぶりぐらいだよ!!
やったあ!嬉しいな♪
「そのかわり、明日の夜、覚悟しとくんやな。」
結局そうなるんですか・・・。
「失敗は成功の元とも言うやん。次、同じ失敗せんとき。」
今日の亮やっぱ優しい・・・。
失敗は成功の元かあ・・・
でも、今日のは、
失敗は幸せの源
だなあ。
end
あとがき
優しい亮が書きたかったんです。
ヤクザじゃない亮が書きたかったんです。
ただ、それだけのために、書きましたとも。
書いてて楽しかったなあ・・・・。(えっへへー♪
瀬陰暗鬼