「かさぁ、ティキはぁーっ!!」
「し、しらないレロ!!!」
とりあえずイライラ解消にかさの首を絞める。
「ちょっと、レロのこといじめないでよー!!」
「じゃあ、ロードは知ってるの?」
「人間と遊んでるんじゃない?」
「のことほっぽって人間と!?その人間・・・殺す。」
「ティッキーに嫌われちゃうよ?」
「ティキはのこと嫌いにならないよ。」
「ふーん。」
だって、ティキはのもので、はティキのもの。
そう決めたんだもん。
「ティキのバカー!!!!」
叫んで会いに来てくれるわけじゃないけど、叫ばずにはいられない。
コツン!
「いひゃいっ!!」
「誰が馬鹿だよ。ちゃん。」
ティキだ。
ティキが目の前にいる。
「ロードの力?」
「本物だ。」
また一発。
これ、痛いんだよ?
「どこ行ってたの?」
「人間と・・・」
「ふーん・・・その人間、殺す。」
「ちゃん、機嫌直して?」
にはティキしかいないの知ってるでしょ。
「どうすればいい?」
「むー・・・知らない!!自分で考えて!!」
「。」
「何ぃ?」
小さく音を立ててキス。
「これでいい?」
「やだ。」
015.知らないよ。
ティキはずるい。
ねぇ、私だけを見てよ。
end.
あとがき。
ただ、ティキが書きたかっただけで書いた一本。
でも、可愛いですよ。
個人的にレロが好きです。
主人公を可愛く、可愛くと思って書いた一品。
こういう子、現実にいたら嫌いなタイプですが・・・夢では好きですよ。
瀬陰暗鬼